本記事では、「夜勤のせいで実生活に影響が出ていてつらい人」「夜勤の仕事を辞めたい人」に向けて
夜勤に潜む8つのリスクと夜勤を辞めたい人の3つの解決策について解説します。
「夜勤が向いていない」「夜勤を辞めたい」と思うならぜひ読んでみてくださいね。
「夜勤でも仕事があるだけマシって思っていたけどやっぱりつらい…」
「夜勤を辞めたいけど、どうしたらいいのかわからない…」
だけど、
- 昼間の仕事より時給が高いし
- 今さら転職なんて難しいよ
って思うと、夜勤が嫌でも辞めづらいですよね…。
しかし結論をいうと、特別な理由がない限り夜勤はやめておくべきで
なぜかというと、多くの健康リスクを引き起こす恐れがあるからです。

本記事のテーマ
- 夜勤に潜む8つのリスク
- 夜勤の仕事を辞めるメリット
- 夜勤を辞めたい時の解決策
- 日勤のホワイト企業へ転職する方法
「結論」夜勤はすべてがおかしくなる!夜勤に潜む8つのリスク
最初にお伝えしたいのは、夜勤を続けることであなたを襲う8つにリスク。
夜勤はすべてがおかしくなると言われる理由は次の8つのリスクが潜んでいるからです。
発がん性リスクなど長期的な健康に悪影響
1つ目のリスクは「健康に悪影響」を与えること。
ずっと夜勤を続けていると「発がん性リスクなど長期的な健康リスク」が上昇します。
2007年にはWHOの関連機関である、国際がん研究機関が交代制勤務は「おそらく発がん性リスクがある」と認定しました。
以下表は、WHOの専門機関である国際がん研究機関(IARC)が公表した「発がん性リスク」の一覧。
なんと5段階で上から2番目に高いリスク。
原因は、夜間の人口照明で体内のメカニズムに異変が起きて体内時計が狂ってしまうことです。
ただでさえ夜間に起きているだけで負担がかかるのに仕事をすればかかる負担は計り知れません。
変則的なシフトでストレスが増加する
2つ目のリスクが「変則的なシフトでのストレス増加」です。
睡眠の質の低下だけでも大きなストレスですが
それ以上に負荷がかかるのが「夜勤の勤務形態(シフト)」です。
シフトの組み方によっては、日勤と夜勤を不規則に繰り返すわけですから
- 予定も立てられないし
- 生活リズムも合わせにくいし
- どこかで長時間起きてないといけない
などかなりストレスがかかります。
しっかり寝るのが難しい
3つ目のリスクは「睡眠の質がかなり低下する」こと。
夜勤によってサーカディアンリズムが乱れて睡眠の質が低下します。

人はある時間になると自然と眠くなり、ある時間になると自然と目が覚めるように人が生まれながらにしてもっている身体リズムは「体内時計」と呼ばれています。
サーカディアンリズムの乱れはあらゆる疾患の原因となってきます。
同じ7時間睡眠を比べても日勤と夜勤では睡眠の質が変わってくるのです。
サーカディアンリズムが乱れるだけで、身体的にも精神的にも疲労が蓄積されます。
夜型生活をするだけでも普段以上のストレスを受けてしまう結果となります。
プライベートの予定が立てづらい
4つ目のリスクが「プライベートの予定が立てづらい」こと
夜勤は昼夜が逆転した生活を過ごすわけですから
当然、昼型生活の友人達とはどうしても疎遠になってしまいます。
また、ずっと夜勤とは行かずに日勤・夜勤を不規則に繰り返す生活だと
プライベートの予定も立てづらいのが現実です。
家族の負担が増える
5つ目のリスクが「家族の負担が増える」
家族にとって夜勤は間違いなく負担が増えます。
下のアンケートを見ても明らかです。
昼生活を送る家族とは明らかに生活リズムが違うのですれ違い生活になります。
よくあるのがコミュニケーション不足による家庭不和。
実際、夜勤が多い看護師の離婚率は高いことで有名です。
看護師を対象にしたアンケートによると7割以上が離婚率は高いと回答しています。
やはり時間のすれ違いは人間関係の構築が難しくなりますね。
結婚へのハードルが高くなる
6つ目のリスクは「結婚へのハードルが高くなる」
社会人になるとただでさえ出会いがなくなるものですが、
夜勤生活を送っているとさらに出会いがないが加速します。
結婚する気がないのならあまり気にする問題ではないです。
でも、いつか結婚したいと思っているなら夜勤は向いていないですね。
老化が早まる
7つ目のリスクは「老化が早まる」
昼と夜の逆転した不規則な生活、食生活の乱れ、睡眠不足、ストレス(自律神経の乱れ)などによって老化が早まると言われています。
昼間は日光を浴びることがないので、紫外線カットで老けないと言われそうですが、全く違います。
自律神経はアクセルとブレーキで例えられらます。
副交感神経は、夜リラックスした時に活発になるため夜勤の時間は、交感神経が活発になってしまいアクセルをずっと踏んだ状態になり、自律神経が乱れてしまうのです。
トラブル対応が困難
8つ目のリスクは「トラブル対応が困難」
日勤なら、上司や責任者が出勤しているケースが多いです。
ところが、夜勤ではそうはいきません。
出勤している人数も少ないうえに上司がいないこともよくあります。
夜勤でイレギュラーな事態が発生すると、自分が責任を持って解決しなければならないのです。
夜勤を辞める3つのメリット


だけど、夜勤を辞めるだけで次の3つのメリットが得られます。

人生が豊かになる
夜勤の仕事を辞めると、
- 家族・恋人・友人と過ごす時間が増えたり
- 趣味の時間が増えたり
- 毎朝、太陽を浴びで1日を始めることができたり
日常生活が充実することで、人生が豊かになります。
とくに人に会える機会が増えることが1番大切なことです。

体への負担が減る
夜に寝て、朝に起きることで睡眠の質が劇的に改善されます。
食事や睡眠の質が向上すると体の疲れがとれるし、生活のリズムが安定します。
夜勤を辞めるだけで
- 慢性頭痛
- 月経不順
- 生活習慣病
- うつ病
- がん
- 高血圧
- 脳卒中
などの病気のリスクも軽減されます。
精神的に安定する
夜勤を辞めると精神的な安定も手に入ります。
夜勤の仕事をしていると昼間に外出する機会が少なく、太陽光をあまり浴びません。
脳内伝達物質のセロトニンの分泌が不足して、
- 何もやる気が起きなかったたり
- 気分がふさぎ込みがちになっていたり
精神状態が安定しないことがあります。
セロトニンは精神の安定に深くかかわっており、幸せホルモンとも呼ばれる物質。
夜勤を辞めて昼間しっかり太陽を浴びることで、セロトニンが分泌され精神状態が安定します。
夜勤を辞めたいと思ったら?3つの解決策

ここからは夜勤を辞めたい人の3つの解決先について紹介します。
有給をとってゆっくり休む
ストレスが溜まって限界を越えそう・・・


夜勤を辞めたいと思ったときは、有給を取得して休むことも大切です。
- 疲れが溜まって体がしんどい
- ストレスが溜まって精神的につらい
そんなときは、しっかりと休養するべきです。
しんどい、つらいのに我慢して続けていても何も良くならないし、何一つ解決先になりません。
数日間のまとまった休みをとって、自分を労ることも現状から抜け出すためには必要なことですから。
同じ職場で日勤に変えてもらう
- 夜勤は嫌だけの今の仕事は続けたい
- 同じ職場で日勤もある
といった条件が当てはまる人は「同じ職場で日勤に変えてもらう」
夜シフトから昼シフトへ変えてもらうのも一つです。
夜勤手当がない分、給与は下がるかもしれません。
会社がNOと言った場合は、転職を検討した方が確実です。
今すぐ転職活動をする
- すでに夜勤をしていて限界を感じている
- 今の会社だと夜勤は確実
- このまま夜勤だと将来が不安
といった人が取るべき対策は「今すぐ転職活動をすること」です。
なぜ今すぐ転職活動をするべきかと言うと「転職活動はリスクゼロ」だから。
たしかに転職そのものにはリスクがあります。
転職先が今より、
- 人間関係が良くて
- 給料が高くて
- 働きやすい環境
だと100%保証できません。
だけど、

転職活動をしてみて今の方が条件が良ければ転職しなければいいだけです。
「転職活動は普通の時代」の世の中です。
会社に言わなければ転職活動がバレるリスクもありません。
また、転職エージェントを使えば無料で転職サポートをしてくれるし、希望の求人を紹介してくれます。
ホワイト企業へ転職した人の成功例なんかも聞けるので、転職エージェントには登録だけでもしておくべきですよ。
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日勤のホワイト企業へ転職する方法

日勤のホワイト企業へ転職するためには転職エージェントをうまく活用できるかがポイントです。
転職エージェントのビジネスモデルは「企業から報酬をもらう」ことで成り立っています。
「企業から報酬をもらう」ビジネスモデルを考えれば、
エージェントが個人より企業を優先することは当然のことですよね。
つまり、転職エージェントを利用する前に
- ボランティアじゃなくビジネスであること
- 人生やキャリアの相談相手(カウンセラー)だと勘違いしない
という2点をしっかり認識しておくことが大切です。
その上でエージェントの一番の価値は、「貴重な情報をくれる」ところにあります。
エージェントは転職の専門家。
最新の動向や業界のトレンド、会社の採用試験の傾向などを把握しています。
- 全部個人では調べられないし
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ビジネスモデルを逆手にとって、転職エージェントを「無料で使える」メリットを最大限引き出すことをおすすめします。
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ムカつく転職エージェントにあたってしまった時の対処法をまとめた記事もあるのでぜひご覧ください。
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【うざっ!】転職エージェントがムカつく!戦略的に使うべき理由と対処法
続きを見る
夜勤に関するよくある質問
最後に夜勤に関するよくある質問を4つまとめています。
ずっと夜勤は違法になる?
結論から言うと、
- 夜勤から日勤の連続勤務も
- ずっと夜勤の連夜勤務
どちらも労働基準法違反にはなりません。
しかし、あなたと会社との労働契約書に昼勤と夜勤の割合やそれぞれの労働日数が定められおり
その契約内容と違う勤務形態であるのであれば違法となります。
つまり、ずっと夜勤を続けていても労働基準法違反になる可能性はほぼないと言えます。
夜勤は何歳までできる?
看護師を対象にした「何歳まで夜勤を続けるか」のアンケートでは、以下のような結果が出ています。
- 40歳まで:30%
- 45歳~55歳まで:8%
- 60歳まで:17%
- 60歳以上:9%
- もう夜勤は辞めた:32%
引用:看護roo「本音アンケート 夜勤何歳まで続ける?」

夜勤に向いていない人の特徴は?
夜勤に向いていないの特徴は次の2つ。
- 睡眠系の悩みがある人
- 体力に自信がない人
眠りの途中で何度も目が覚めたり、ぐっすりと眠れないといった「不眠症」と呼ばれる症状があったりすると夜勤はおすすめできません。
夜勤は体力のある人向きの働き方になるため、「体力に自信がない」という人も向いていないですね。
夜勤に向いている人の特徴は?
夜勤に向いている人の特徴は次の3つ。
- 少しでも高収入を得たい人
- 朝型よりも夜型の人
- 毎朝決まった時間に起きて働くことが嫌な人
向いているとしても身体的な悪影響は避けられないことを理解しておくべきです。
ただ、原始人でさえ猛獣などの天敵から身を守るために夜間に見張りをしていたぐらいなので
彼らの子孫の僕たちの中にも当然夜型人間はいるわけです。
日勤、夜勤のどっちを取るかはあなたのライフスタイル次第です。
まとめ:夜勤はすべてがおかしくなる
記事のポイントをまとめました。
- 夜勤に潜むリスクは8つある
- 長期的な健康リスクは覚悟すべし
- 今度家族への不安が増える
- 夜勤を辞めるメリットは3つある
- 夜勤が向いている人もいる
- 夜勤を辞めたい転職活動が一番の解決策
こんな感じですね。
最後にお伝えしたいのは、「とりあえず行動しよう」ということ。
残念ながら「つらい環境は、いつまでもつらいまま」です。
- 転職しても自分の経験じゃ良い会社は見つからないと…。
- 会社に言っても動いてくれるわけないよ…。
上記のネガティブ思考をすてて、一歩だけで良いので行動してみてください。
「行動」が大変そうに聞こえるなら、「転職エージェントに話くらいは聞いてみる」とかでもOKです。
何もせずにいるより、気持ちが楽になって未来に希望がもてるので。
それでは、この辺で。
最後まであがとうございました。
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