本記事は、施工管理を辞めたい!と思っている人向けて
「辞めたくなったらするべきこと」「施工管理のスムーズな辞め方」「おすすめの異業種」を解説します。
「毎日、ギリギリの中で頑張っている・・」人の力になれたら幸いです。

毎日、始発と終電の繰り返し・・。
なんのために生きているか分からなくなってくる・・。
仕事のプレッシャーに押しつぶされそう・・。
こんな感じで、施工管理の職についたことを後悔しながら辛い日々を過ごしているんじゃないでしょうか?
いきなり結論からお伝えします。
「施工管理を辞めたいなら、やめちゃえばいいんです!」

そんな辛くて、やりたくもない仕事に人生を消費してまで続ける必要はありません。
施工管理の経験って、他の職種に進んでも割と重宝されるので実は転職に困らないですからね。


そこで今回は、施工管理を7年続けた僕が、
- 施工管理を続けることで失うもの
- 施工管理を辞めたい人の理由
- スムーズな辞め方
- おすすめの転職先
について詳しく解説していきます。
重要なお知らせ!
施工管理を辞めたいなら、転職エージェントを使って転職活動するのがおすすめです!
転職相談、優良企業の紹介、入社までのフォローを完全無料でしてくれますので。
今の会社を辞めたいと悩んでいるなら転職のプロに一度相談してみましょう。
おすすめの転職エージェント
- リクルートエージェント
【公式】https://www.r-agent.com/
広く話をきくため、はじめは大手エージェントを使う! - JACリクルートメント
【公式】https://www.jac-recruitment.jp/
専門的な話をするため、次は職種や業界に特化したエージェントを使う!
施工管理を続けることで失う3つもの

想像以上に施工管理が激務すぎて・・もう体がもたないよ・・
今すぐ辞めたいぐらい苦しいけど・・踏ん切りがつかなくて・・

次の3つのものが失われる前にやめるべきです。
- 活力が失われる
- プライベートの時間を失う
- 健康な体を失う
くわしく解説していきますね
活力が失われる
1つ目に失われるのが「活力」

- 毎日帰りが遅くて
- 休日出勤は当たり前で
- 友達や家族との時間が取れない
- たまの休みは1日中睡眠にあてる
給料はそこそこいいけど、人生の無駄遣いをしているように感じてなんだか虚しくなってくる。
そんな日々を繰り返すことで
- 人生に期待することを辞め
- 将来について考えることを辞め
- 仕事は苦しいものだと受け入れる
そうなると活力はどんどん失われていきます。
活力がなくなると
- もっと良い人生を送りたい
- 何かを変えたい
という意思がないわけですから、もはや廃人同然です。
- 人生に期待が持てなくなる
- 何もかもがどうでもよくなる
こんな状態になっているならあなたの活力が失われる前に施工管理をやめるべきです。
プライベートの時間を失う
2つ目に失われるのが「プライベートの時間」
- 早朝から夜深く時間外労働の日々
- 土曜、祝日は当然出勤で、日曜日もたまに出勤
こんな日々を送っていると残業時間は軽く120時間を突破します。
たまの休みは何もする気になれず1日中寝てしまう。
そんな人も多いと思います。
- 何か新しいことを始めようと思っても忙しくて何もできない
- 毎日仕事しかしていなくてなんのために生きているのかわからなくなる
そんな状況に嫌気がさして耐えられなくなって精神的におかしくなりそうなら早くやめるべきです。
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健康な体を失う
3つ目は健康な体を失うこと
毎日の長時間労働は、体にかかるストレスも大きいです。
- 朝の早いのでしっかり朝食を取る時間もなく
- 夜も遅いのでコンビニ飯で済ませる
こんな不摂生な日々が続けば必ず健康は失われていきます。
体と心は連動しているので、健康な体がむしばまれてくると心も不健康になってくることは想像できますよね。
健康な体があるからこそ
- 旅行に行けて
- 趣味を楽しめて
- 友人と遊んだり
できるわけですよね。

無理して続けて手に入れた物に価値はないですし、人生の無駄使いです。もっと楽な仕事はたくさんあります。
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よくある施工管理を辞めたい理由
あなたがこのまま施工管理を続けていると
- 生きる活力
- プライベートの時間
- 健康な体
など大切なものが失われていくんです。
施工管理を辞めた人たちは3つのものが失われる前に施工管理から脱出できたと言っていいです。
そんな辞めた人たちが施工管理を辞めたいと思う理由はなんでしょうか?

ここからはよくある施工管理を辞めたい3つの理由をご紹介しますので、一度立ち止まって考えてみましょう。
- 残業が多く休みが少ない
- プレッシャーが大きくストレスが強い
- 転勤や遠方の通いが多い
残業が多く休みが少ない
働く時間が長すぎると、心も身体も疲れて限界になりますよね。
施工管理は特に朝が早く、始発で通勤して終電で帰宅なんてこともよくあるし、
土曜日、祝日は基本的に現場は稼働しているので休みは日曜日だけ。

- 1ヶ月の残業が80時間以上はデフォルト。
- 繁忙期になると100時間、120時間と働いても働いても仕事が終わらない地獄に苦しむことに・・。
残業が100時間、120時間なんてもはや労働奴隷と変わりません。
すぐにでも辞めるべきです!
ちなみに建設業界でも、長時間労働が問題になっており、若者の建築業離れが深刻で常に人手不足状態です。
【引用】建設業の週休二日制を実現します p.2|一般社団法人 日本建設業連合会
全産業と比べて年間約300時間超の長時間労働となっていて問題は深刻。

すべての残業時間を計上しているはずがないので、サービス残業分を加算するととんでもない数字になることでしょう・・・。
今まで長時間労働に頼ってきた建設業界ですから
問題が明るみに出たところで、劇的に変わることは期待できません。

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プレッシャーが大きくストレスが強い
建設工事は一発勝負の部分が割と多いので、失敗したときの損失がとにかく大きいですよね。
1つの失敗によって
- 多くの関係者に問題が波及することがあれば
- 上司からパワハラまがいの説教を受けたり
- 下請け業者からは非難を浴びたり
とにかく仕事のプレッシャーが大きく、常に強いストレスを受け続けるのが施工管理の特徴。
大きな建築現場になると2.3人ぐらいは強いストレスで精神的に追い込まれて出社できなくなっている人が必ずいます。
それほど精神に異常をきたすほど
- プレッシャーが大きく
- しんどくて
- つらい
仕事をこの先10年、20年も続けていくことを想像して絶望して辞めていく人も多いです。
正直、施工管理より楽な仕事なんていっぱいあるし辞めて当然です。

毎日精神的に追い込まれながら仕事をする人生なんてもったいない
もっと人生を楽しむ権利がありますよ。
施工管理から異業種に転職するだけで解決する問題ですよ!
転勤や遠方の通いが多い
工事現場ってなぜか8時朝礼であって始業時間が早いんですよね。
朝礼担当とかになるともっと早くて1時間前には準備を始めないといけません。
これ現場が近いといいけど、
- 郊外のトンネルや橋などの土木工事
- 市街地だけど片道1時間以上かかる
など現場が遠いと最悪。
現場の近くに住むとしても
1年〜3年サイクルで現場が変わっていくので定住ができません。

現場が変わるたびに引っ越しするもの大変です・・・。
山奥の現場とかマジで地獄だと思います・・・。
転勤や遠方の通いが多いのがしんどくて辞める人も多いですね。
- 残業が多く休みが少ない
- プレッシャーが大きくストレスが強い
- 転勤や遠方の通いが多い
この3つの理由が施工管理を辞める上での決め手になっています。
今後も施工管理を続けていくなら絶対に解消されないことは確実でしょう。
自分が後10年、20年も
- しんどくて
- 苦しくて
- 辛い思いを
胸に抱えながら、その感情を誤魔化しながら仕事を続けていけるかと考えたとき
「そんな人生まっぴらごめんだ」

施工管理は他の全業種よりも年間300時間ほど多く労働をしています。
8時間労働で計算すると37.5日分。

日本には株式会社が約400万社存在しています。
あなたは残念なことに悪い1/400万を引いてしまっただけ
もっと労働環境がいい会社は山ほどあります。
幸いなことにまだまだ人生は長い。

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施工管理を辞めて後悔することは?

このまま施工管理を辞めても大丈夫かなぁ・・。
そこそこ給料が良いし、辞めて後悔しないかなぁ・・。
「施工管理を辞めて後悔しないだろうか?」なかなか転職を決断できない人の良くある悩みですよね。
施工管理を辞めて後悔することって次の2つです。
- 施工の知識が浅いまま転職したこと
- 資格が少ないまま転職したこと
施工の知識が浅いまま転職したこと
1つ目が施工の知識が浅いまま転職したこと
転職するとわかりますが、施工の知識や建築コストの知識は
- デベロッパー
- 都市機構再生
- 不動産業界
など異業種に進んでも重宝されます。
施工の知識が深いとそれだけ市場価値が上がることは間違いないです。
ただし、年齢との相談になるので注意が必要です。
- 施工の知識が深い50代と
- 施工の知識が浅い20代
を比べると転職しやすいのは明らか20代なので。

資格が少ないまま転職したこと
2つ目が資格が少ないまま転職したこと
建築系の資格は基本国家資格なのでそれなりに価値があります。
- 1級建築士
- 1級施工管理
- 電験三種
などなど難関と言われる資格を持っていれば転職で有利です。
でも結局は、年が若い方が転職市場では有利なので資格を取るためにズルズル続けるのはもったいないです。
とにかく現状を変えたいなら

【施工管理を辞める!】スムーズに退職する手順とは!?

決めた!施工管理辞める!こんなブラックな業界から解放されたい!
でも、かんたんに辞めさせてくれないよなぁ・・現場が着工したばっかりだし・・
ここからは「施工管理を辞める!」と決断したあなたがスムーズに退職できる手順をご紹介します。
- 辞めたい理由を具体的に考える
- 上司のタイミングを図って退職の意思を伝える
- 引き止めにあっても強い意志で振り払う
くわしく解説していきます。
辞めたい理由を具体的に考える 上司の引き止めを振り払うため
大前提としてほとんどの上司はあなたが退職すると切り出すと引き止めにかかります。
来るもの拒まず去るもの追わずの精神を持つ人だったらラッキーですが、
現実はそうもいきません。
- 建設業界は深刻な人手不足であること
- 上司は自分が責任を取らされるのを心配する
という2つの理由があるから。
あなたを引き止めようとするでしょう。
そのときに必ず次の言葉を発言します。

このとき正直にネガティブな退職理由を伝えるのはおすすめしません。
- 残業が多くて休みがない→俺の時代なんてもっと働いていたぞ!
- プレッシャーが強すぎる→それを乗り越えた先に達成感があるんだ!
- 転勤や遠方の通いが辛い→現場が変わるたびに近くに引っ越せばいいだろ!
など自分の価値観を押し付けられるだけなのが軽く想像できます。

上司に伝える退職理由は、
- 「新しい職場で自分の力を試したい」
- 「他の業種、職種を体験したい」
などありきたりな内容にしておけば問題なしです。
上司のタイミングを図って退職の意思を伝える
次は退職の意思を切り出すタイミングです。
朝から晩まで息つく暇なく忙しいのが施工管理。
打ち合わせの前など変なタイミングで切り出すとまず聞く耳を持ってもらえません。
そこでおすすめなのが朝礼前のタイミングです。
朝礼前に切り出すことで、「あとで詳しく聞かせてほしい」と次の展開に持っていけます。
朝礼前に伝えることで、退職の話ができる時間を作ることができます。
そのときに先ほどの
- 「新しい職場で自分の力を試したい」
- 「他の業種、職種を体験したい」
と説明して退職に持っていきましょう。
引き止めにあっても強い意志で振り払う
あなたが上司に退職の意思と理由を伝えたところで、引き止めようとする人はいます。
中には、
- 働き方改革でもっと労働環境が良くなるよ
- 部長と話をするからもうちょっと待ってくれ
- 給料上げるからもっと頑張らないか
などきれいごとを言ってくるかもしれません。
あなたがやるべきことは「強い引き止めを全力で振り払うこと」
上司がきれいごとを言っているのは、あなたのためを思って行っているわけでなく
- 部下に辞められると社内での評価が下がる
- 人手不足の中、1人でも辞められると困る
といった身の保身のため。
結局、上司にとって赤の他人であるあなたの人生なんかどうでも良くって
あなたの人生を変えられるのはあなた以外いないのも事実。

天才科学者アインシュタインがこんな名言を残しています。
同じことを繰り返して違う結果を求めるのは狂っている
今のひどい労働環境を少しても良くしたいのなら異業種に転職するしか道がないですよ。
このままズルズルと続けていれば「何か良くなるかも」

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施工管理から異業種へおすすめの転職先

でも、異業種って何があるんだ?おれ施工管理しか知らないからなぁ・・。
施工管理から異業種へ転職する場合、だいたい以下の3つがおすすめです。
- ①デベロッパー
- ②電力会社
- ③都市機構再生
実は施工管理からの転職はいろいろな選択肢があり、
その中でも年収アップ・待遇アップが期待できる優良な転職先となっています。
施工管理で学べる施工の知識やコスト管理や交渉力などはどの職種でも重宝されるので転職市場でも評価されます。

それぞれの年収や働き方が違うので、詳しくは「施工管理から転職したい!おすすめの転職先9選【経験を活かした転職のコツ】」の記事をご覧ください!
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施工管理を辞めたい人へ|まとめ
本記事は、「施工管理を辞めたい!どうすればいい…?おすすめの転職先やスムーズな辞め方とは!?」についてまとめました。
改めてですが、施工管理を辞めたいと思ったら、辞めてしまってOKです。
- 毎朝と今日も仕事か、と絶望から始まる
- 今日こそは辞めようと思っても踏ん切りがつかない
そんなモチベーションが上がらない状態で働き続けても、良いことは一つもないですからね・・。
ただし、辞めるならできるだけ次の職場が決まってからにしましょう!

もし、精神的に限界なら先に辞めてもOKですよ!
本記事が施工管理を辞めたいあなたに取って、参考になる内容だったら幸いです!
最後に、【施工管理から異業種へ転職】おすすめの転職エージェントをご紹介して終わりにしたいと思います。
おすすめの転職エージェント
- リクルートエージェント
【公式】https://www.r-agent.com/
広く話をきくため、はじめは大手エージェントを使う! - JACリクルートメント
【公式】https://www.jac-recruitment.jp/
専門的な話をするため、次は職種や業界に特化したエージェントを使う!