記事のまとめ
残業40時間はきつい!ありえない!
残業時間が40時間できつくて辞めたい!そんなあなたへ
残業40時間から抜け出す解決策を3つ紹介。
ホワイト企業に転職する方法も解説します。
今の仕事を辞めたいと考えているなら、ぜひご覧ください。
残業時間が40時間なんてきつくて辞めたい!
でもこれって甘い考えなのかな…。

この記事を書いている僕は、建設業界で残業時間が100時間を超える月もある超ブラック労働を経験してきました。
「100時間残業していれば40時間なんて、たかがしれてるじゃん」って思われがちですが…
残業40時間、普通にきつくてしんどいです。
そんな今回は、残業40時間はきついしありえない3つの理由をご紹介。
また、残業が多いを仕事から抜け出す3つの解決策について、超ブラック労働人間がぶっちゃけて回答します!
残業40時間はきつい!ありえない!当然な3つの理由
結論として、「残業40時間はきつい!ありえない!」と感じるのは普通のことです。
残業40時間なんてまだマシな方だ!
自分なんて残業100時間超えだよ!
といった感じで不幸自慢をしてくる人もいますが…。
毎月のように残業が40時間を超える生活は心身ともにきつなるのは当然で、
主に次の3つの理由があるからです。
- 日本の企業の平均残業時間は9.4時間
- 36協定が締結されている場合は最大45時間まで
- 帰宅時間は21時〜22時
くわしく解説していきます。
日本の企業の平均残業時間は9.4時間
結論からいうと、月に40時間の残業は多いです。
というのも、厚生労働省が調査した「毎月勤労統計調査」によると、日本企業の平均残業時間は9.4時間だからです。

月の勤務日数を20日とすると、1日あたり1時間30分以上も余分に働いているわけですね。
残業40時間しているということは、
毎日1時間30分のプライベートの時間を犠牲にして仕事をしているわけです。

36協定が締結されている場合は最大45時間まで
労働基準法で労働者の労働時間は1日8時間、週40時間と決められています。
しかし、現実問題として毎日定時で帰るのは無理ですよね。
そこで、36(サブロク)協定を締結して残業時間に上限を設けようとしているわけです。
36協定では残業時間は「年間360時間、(月45時間以内)」と定められています。
ちなみに「年間360時間、(月45時間以内)」を超えて労働させた会社は、罰則(6か月以下の懲役または30万円以下の罰金)が科される可能性があります。
年間360時間ということは、1ヶ月あたりの残業の平均は30時間です。
毎月40時間も残業すれば年間で480時間。

残業の上限値を120時間も超えていますよね。
つまり、毎月のように残業が40時間を超えるのは、
今の基準からするとありえないレベルです。
「残業40時間なんてみんなやっているからきついなんて甘えだ」
という考えは現代では全く通用しない時代遅れの思考だといえます。
帰宅時間は21時〜22時
残業40時間がきついのは、平日にプライベートを楽しむ余裕が作れない虚しさです。
毎日2時間の残業をしたあと1時間以上かけて帰宅…。
家に着いて時計を見ると21時を回っている。
そこからお風呂に入って、洗濯をして、ご飯を食べて…、
気がついたらあっという間に23時。明日の準備がまだ残っているのに…。

定年まであと何十年もこの生活を続けると思うと
残業40時間なんてありえないと感じるのも当然だといえます。
残業40時間でも会社に居続けるメリット・デメリット
残業40時間がきつい、ありえないと感じるのは普通のこと。
それでも「残業40時間がきついなんて甘い!」と主張する人もいます。
そんなに残業が多い会社で働くといいことあるのか?
正直全く理解できないですよね。

そこで残業が多い会社で働くことのメリット・デメリットについて客観的に考えてみました。
メリット:残業代でお金がもらえる
メリットで真っ先に思いつくのは残業の対価「お金」です。

時間外労働には割増賃金が発生しているので、
基本給が少ない場合でも残業することでお金を稼いでいるって人が一定数いると思います。
ただし、残業とはあくまで定時でできなかった仕事が残っている証拠。
褒められるものではありません。
しかも管理職に昇進すると一般的に支給されませんから、
昇進したのに年収が下がるなんて残念な結果になる可能性があります。
ましてや残業に対する考えが急激に変わっている時代に
残業代を当てにするほどリスクが高い選択はないといえます。
デメリット:プライベートの時間が犠牲になる
残業40時間することでプライベートの時間が犠牲になる。
これ以上のデメリットはありません。
平日は家に帰るのも遅く"自分の為に使える時間"はほとんど取れないと思います。
家庭があるといつも子供の寝顔しか見れない…。
そんな虚しさが子供が成長するまで続いていきます。
もっと一緒に過ごせばよかった…

まさに「仕事をするために生きている」そんな状態です。
残業40時間から抜け出す方法
- このまま残業が多い会社で働き続けるのはきつい…
- 仕事をするために生きているわけじゃない
- もっとプライベートの時間を確保したい
そんな人に向けて、
本章では残業40時間から抜け出す方法を3つ紹介していきます。
残業が多くてつらい方へ、もっとも伝えたいことは、
自分から行動して環境を変える努力をしなければ、現状から何も変わらないということです。

誰かの助けを待つのではなく、自分からつらい状況を抜け出す努力をしましょう。
具体的なとるべき行動としては、次の3つです。
- 仕事の生産性を上げる
- 会社の近くに住む
- ホワイト企業へ転職する
くわしく解説していきます。
仕事の生産性を上げる
もしかすると、残業40時間は今の会社の働き方には原因があるってよりも
ぶっちゃけ、仕事の効率が悪いからしなくてもいい残業をしているだけかもしれません。
仕事の生産性を上げて、効率よくできれば残業時間を減らすことは可能です。
- 仕事の優先順位をつける
- 完璧を目指さない(8割程度でいい)
- メールのテンプレートを作る
- メールのチェックをする時間を決める
- 睡眠時間をしっかりとる
といった事を意識して取り組めば残業削減につながります。
特に完璧を目指さないことが大切です。
0から60点の品質のものを作るよりも60点から100点を目指す方が何倍も時間がかかります。

仕事の生産性を上げて残業を減らすことができれば長時間の残業に悩む必要もなくなります。
会社の近くに住む

「いつも生産性と効率を意識して仕事をしているよ」
「そもそも業務量が多すぎて帰れないんだ!」
そもそもの仕事量が多すぎてどうにもならない。そんな場合もありますよね。

もし会社まで10分で行けるようになると通勤時間が大幅に減ることで
片道1時間だったら往復2時間分の余暇時間が生まれるわけです。

8時に仕事が終われば8時10分には家に帰れる。
残業が半分で片道1時間かけて帰るパターンとあんまり変わりませんよね。
独身であるなら会社の近くに住むのも一つの選択肢になりますよ。
- それでも会社の近くは家賃が高いから現実的に無理
- 家庭があるから会社の近くに引っ越せない
なんて時は、ホワイト企業へ転職する道を考える必要がありますね。
ホワイト企業へ転職する
今すぐ行動ができて、残業40時間の生活から抜け出す方法です。
理由は3つ。
- 人材不足で転職先はいくらでもある
- ブラック企業はどんどん淘汰されていく
- 転職エージェントを使えば、ホワイト企業の求人が見つかる
そもそも、今の会社でつらい気持ちを押し殺してまで続ける意味ってあるんでしょうか?
もし「仕事が楽しい」「やりがい、生きがい」とかなら、ぜひ続けるべきです。
ただ、毎日が憂鬱、しんどい、先が見えない、将来が不安、というつらい気持ちのままでいるくらいなら、新しい会社を探すべきかなと。
日本の労働市場は人手不足なので、経験をいかしたり、第二新卒枠で転職できるホワイト企業はいくらでもあります。
また、転職エージェントを使えば無料で転職サポートをしてくれるし、希望の求人を紹介してくれます。
ホワイト企業へ転職した人の成功例なんかも聞けるので、転職エージェントには登録だけでもしておくべきかなと。
おすすめの転職エージェント
- リクルートエージェント
【公式】https://www.r-agent.com/
総求人数圧倒的第1位!20代後半〜30代以上向けの求人が多い! - doda
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国内2番目に求人数が多い!求人数と質のバランスが良い! - JACリクルートメント
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年収500万円以上を中心に高年収の求人が豊富!
それぞれの転職エージェントをランキング別にまとめた記事もあるので、合わせてご覧ください。
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建設コンサルタントの年収・ホワイトランキング!上位企業31社を徹底調査
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残業時間が少ないホワイト企業へ転職する方法
本章では残業時間が少ないホワイト企業へ転職する方法を解説します。
ブラック企業に転職してしまう事を想像するだけで絶望しますよね。
求人票にはどの会社も「いいこと」しか書いていないのでなかなか判断が難しいのも事実。
そこで残業時間が少ないホワイト企業へ転職するために次の2つの事を実践していきましょう。
- 転職エージェントを活用する
- 転職口コミサイトを利用する
詳しく見ていきます。
転職エージェントを活用する
ホワイト企業に転職するためには転職エージェントの活用が必須です。
転職エージェントとは?
- 完全無料の転職支援サービス
- 転職のプロが相談にのってくれる
- あなたに合った優良企業を紹介してくれる
- 転職サイトにない人気企業の求人がある
- 書類のチェック、面接対策をしてくれる
- 書類や面接の通過率を上げてくれる
- 入社時期・条件の交渉をしてくれる
転職エージェントを活用するだけでも転職の成功率が上がります。
理由は3つ。
- 得られる情報の質・量が違う
- 未公開求人を紹介してくれる
- 転職サイトの求人にはブラック企業が混ざりやすい
転職エージェントのビジネスモデルは「企業から報酬をもらう」ことで成り立っています。
「企業から報酬をもらう」ビジネスモデルを考えれば、
エージェントが個人より企業を優先することは当然のことですよね。
- ボランティアじゃなくビジネスであること
- 人生やキャリアの相談相手(カウンセラー)だと勘違いしない
という2点をしっかり認識しておくことです。
その上でエージェントの一番の価値は、「貴重な情報をくれる」ところにあります。
エージェントは転職の専門家。
最新の動向や業界のトレンド、会社の採用試験の傾向などを把握しています。
- 全部個人では調べられないし
- もし調べるとしたら超大変だけど
- エージェントに聞くとすぐわかる
という情報は、山ほどあるわけです。
ビジネスモデルを逆手にとって、転職エージェントを「無料で使える」メリットを最大限引き出すことをおすすめします。
ただの求人サイトには無いサポートが、転職エージェントの魅力です。
おすすめの転職エージェント
- リクルートエージェント
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総求人数圧倒的第1位!20代後半〜30代以上向けの求人が多い! - doda
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コンサルタントの質が高く、質の高いハイキャリア案件が圧倒的に多い! - ビズリーチ
【公式】https://www.bizreach.jp/
年収500万円以上を中心に高年収の求人が豊富!
ちなみに、転職成功者は平均4.2社のIT転職エージェントを利用しています。
複数登録がオススメですが、どこに登録するか悩んだらリクルート AGENT とJACリクルートメントには登録しておきましょう!
迷ったら登録すべき2社
- リクルートエージェント
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⭐️複数のエージェントに登録しよう!
- 自分に合った良い担当者と出会える
- 希望の案件を見つけやすい
- 転職成功者は平均4.2社を利用
ムカつく転職エージェントにあたってしまった時の対処法をまとめた記事もあるのでぜひご覧ください。
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【うざっ!】転職エージェントがムカつく!戦略的に使うべき理由と対処法
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転職口コミサイトを利用する
転職エージェントと合わせて「転職口コミサイト」を利用することをおすすめします。
転職口コミサイトとは?
- 社員や元社員による会社の口コミが掲載されている
- 年収や福利厚生、事業の成長性や将来性、残業時間など多数
- 企業が発信した情報だけではなく、リアルな実態を知れる
転職エージェントを活用して企業の情報を調べることもできますが、
あくまで企業が発信した情報です。

その点、転職口コミサイトを使えば企業のリアルな実態がわかります。
- 社員や元社員による会社のさまざまな情報が記載されていて
- 求人情報や公式サイトには、掲載されないネガティブな情報
年収や福利厚生、事業の成長性や将来性、職場の雰囲気や仕事のやりがいなど気になる口コミが多数書かれているので
ブラック企業への応募・入社を避けるためには利用必須といってもいいでしょう。

口コミサイトに投稿する人には、以前勤めていた企業への不満がある人が多いので、
必然的にネガティブな口コミが多くなります。
ネガティブな口コミをそのまま信じないことですね。

おすすめの転職口コミサイト
- 転職会議
【公式】https://jobtalk.jp/
国内最大級!口コミ付きの求人情報も閲覧できる - キャリコネ
【公式】https://careerconnection.jp/
給与明細のイメージを確認できる - OpenWork
【公式】https://www.vorkers.com/
20代など若い世代の書き込みが豊富
転職活動にやる気がでない。そんな時に知っておくべき6つのことがあるので合わせてご覧ください。
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【超重要】「転職活動やる気がでない」あなたが知るべき6つ事実
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残業が無くなると人生が変わる|まとめ
記事のポイントをまとめました。
- 日本の企業の平均残業時間は9.4時間
- 残業の上限値を年間120時間も超えている
- 残業代としてお金がもらえる以外メリットなし
- 残業40時間から抜け出す方法は3つある
- ①仕事の効率アップ、②会社の近くに住む、③ホワイト企業へ転職する
こんな感じですね。
もう一度言いますが、「残業40時間はきつい!ありえない!」と感じるのは普通のことです。

最後にお伝えしたいのは、「とりあえず行動しよう」ということ。
残念ながら「つらい環境は、いつまでもつらいまま」です。
- 転職しても自分の経験じゃ良い会社は見つからないと…。
- 転職先もブラック企業だったらどうしよう…。
- 会社に退職を伝える勇気が出ないよ…。
上記のネガティブ思考をすてて、一歩だけで良いので行動してみてください。
「行動」が大変そうに聞こえるなら、「転職エージェントに話くらいは聞いてみる」とかでもOKです。
何もせずにいるより、気持ちが楽になって未来に希望がもてるので。
それでは、この辺で。
最後まであがとうございました。
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年収500万円以上を中心に高年収の求人が豊富!