
安定・給料アップのため転職をしたいけど求人を見ると、工場やパチンコ、中小企業のルート営業ばかり、、
高卒だとまともな仕事はないのかな。。
こんな悩みに答えていきます。
求人情報をながめていると、条件が良いと思った求人には必ずといって「要大卒以上」と書かれた文字が、
これだと高卒の人は面接のステージにすら行けず、書類選考で落ちてしまうことがほとんどです。
「高卒だと仕事がない」
「高卒は転職で不利」
といった外野の声に絶望してしまう方も少なくないはずです。
しかし、諦めるには早すぎます。周りより多く稼ぐ、勝ち組になることに学歴など関係ないのです。

本記事では、高卒だが仕事がない!人生逆転して勝ち組になる3つのポイントについてお伝えしていきます。
高卒だと仕事はないのか?
「高卒だと仕事がない」とはよく聞かされる話ですよね。
実際に高卒の人と大卒の人で就職率に大きな差があるのかデータを見てみましょう。
文部科学省と厚生労働省のデータによると
高卒の人の就職率98,2%で、大卒の人の就職率97,6%となっています。
実は大卒の人よりも高卒の人の方が就職率はいいのです。
それにも関わらずなぜ高卒は仕事がないと言われているのでしょうか?
それは給料が高く条件の良い仕事が少ないという事です。
求人を眺めていても給料が高く条件の良い仕事に「要大卒以上」とあれば、仕事がないと言いたくなる気持ちも分かります。
では、高卒の人に良い仕事が少ない理由が何なのか?くわしく見ていきましょう。
高卒に良い仕事が少ない理由
条件が良いと感じる求人の多くに「要大卒以上」と書かれています。
良い仕事には大卒以上しか申し込む事すらできない現実があるのです。
高卒の人に良い仕事が少ない理由は次の3つが関係します。
- 学歴フィルターで区別される
- 初任給が低い
- 出世の見込みが少ない
学歴フィルターで区別される
給料の高い人気企業ほど応募者が多いので、学歴フィルターで区別しています。
採用担当者は、大量に送られてくる書類から良い人材を見つけるために全てに細かく目を通していては膨大な時間がかかります。
そこで、「学歴」でふるいにかけることで企業側は、効率的に良い人材を選考しようとしているのです。

学歴の有無が職能の判断基準になるとは思えませんが、企業としては数人〜数十人の人事担当者で数万枚のエントリーシートを読むことは不可能なので、学歴フィルターを設けているのです。
初任給が低い
日本では、不思議なことに仕事ができるできない関係なく高卒と大卒で初任給が違います。
一般的に高卒の初任給が16万円前後、大卒は20万円前後
年功序列が無くならない日本では、高卒の初任給が低くなりがちです。
初任給が少なくても頑張っていればその内上がってくると思いたいですが、現実は厳しく、高卒の人が大卒の人並みにお金を稼ぐには役職につかないと難しいのが現実なのです。
大卒より4年早く仕事を始めたのに4年後に入ってきた大卒の方が給料が高い。そんな残酷な現実が待っています。
そして、学歴社会の日本では大卒の人が優先的に出世していくというのも辛い現実です。
出世の見込みが少ないことが多い
高卒で働き始めるとどんなに結果を残して貢献しても出世する見込みが少ないことが多いです。

学歴の有無だけで、出世コースが決まっている企業があるのが現実です。
大卒は役員まで出世できるチャンスがあるけど、高卒は係長止まり。後から入社してきた大卒がどんどん抜いて行き上司になっている。
こんな現実を突きつけられたら、やる気はだだ下がりで、高卒は仕事がないと希望を失ってしまうのも無理ありません。
能力や実績で判断されない。今の仕事に価値を感じないなら転職を考えた方が良いかもしれません。
起きている時間の大半は仕事で使います。どうせ働くなら価値を感じる仕事をした方が良いですよね。
高卒でできる仕事に高収入はあるのか?

学歴社会の現実を突きつけられると、「自分の人生は稼げる仕事に就けないのか、、」と不安と絶望を感じてしまいますよね。
人生お金だけじゃないって言うけど、お金があれば8割の問題はなくなるのも事実です。
しかし、学歴がないからお金を稼げない。と諦める理由はありません。

たとえば、カレー屋の大将の年収はだいたい同じになるし、うどん屋の大将の年収もだいたい同じ。たこ焼き屋も、開業医も、弁護士も、都銀の銀行員も市場構造を同じくする同業者はだいたい似た年収に集約されていきます。
これは、市場構造が払える人件費を決定しているのが理由です。
なので、学歴が求められる仕事=稼げる仕事ではなく、
儲かる市場構造・業界=稼げる仕事というわけです。
具体的には以下の仕事であれば学歴関係なく稼ぐことができます。
- 地方公務員
- ゴミ収集員
- お抱え運転手
- 保険外交員
- ライブチャット
- 外資系企業
- 施工管理
- 宅地建物取引士
- IT・WEB系エンジニア
より詳しい内容は、【朗報】学歴関係なく稼げる仕事9選!学歴が必要=高収入ではない理由とは!?で解説しています。
【高卒でも成功できる】人生逆転の3つのポイント
転職をするにせよ今の会社で出世の道を選ぶにしても、何も準備をせず、何も変えずに過ごすだけ「あなたの未来が良くなることはない」でしょう。
今の職場が嫌だからって準備なしで転職しても結局転職先が同じ業種に限られてしまうので、工場勤務やサービス業に戻るのが現実です。
同じことを繰り返しても未来は変わりません。
学歴がなくても成功している人はいくらでも存在します。
では、どうすれば高卒でも条件がいい仕事につくことができるのか?
人生逆転に重要な3つのポイントを解説します。
- 自分の価値観を見直す
- 学びに自己投資をする
- 転職エージェントに相談する
-
-
【高学歴=金持ちは勘違い!】高卒でも金持ちになれる実現性の高い方法
続きを見る
自分の価値観を見直す

自分の価値観を見直すことは充実した人生に不可欠です。
今の仕事は嫌だけど、他に何をやりたいかいまいちピンとこない。
目標も夢もなければ、やりたいこともない。
このような状況で、転職をしても結局は同じ失敗を繰り返すだけで、根本的な解決にはなっていないのです。
自分がどんな人生を送りたいか、ある思考の整理方法を使ってまとめておくことが第一歩です。

マインドマップとは、私たちの頭が自然に行っている思考プロセスを反映したノート法。
マインドマップは頭の思考を「見える化」するのに効果的です。
マインドマップのメリット
記憶力が高まる
- 言葉と絵、カラー、記号を使った脳に自然なノート法であり、イメージと関連性、全体像が分かる。
創造性が高まる
- 全脳 (左脳と右脳)を使うので、新たな発想が起きやすくなる。
相互理解が高まる
- チームでマインドマップを使ってコミュニケーションすると、相手の思考の背景が見える。
- マインドマップを使って、あなたの人生のやりたい事・やりたくない事などを「見える化」することで、今後進むべき道しるべが明確になります。
マインドマップの作り方はマインドマップの学校をご覧ください。
学びに自己投資をする
この世で最も少ないリスクでより多くのリターンを手にできる投資法が「自己投資」です。
代表的な自己投資は、
- 読書
- 筋トレ
- 資格の勉強
などがあります。
特に読書は非常にコスパの高い投資法です。
文化庁による「読書量」に関する調査によると
日本人の約80%の人たちが全く本を読まないor月1〜2冊と答えています。

この通り、年収が高い人ほど本を読んでいるのです。
読書をすると収入が上がる理由は、
- 成功する考え方が身につく
- ビジネスに必要な知識が手に入る
- モチベーションがあがる
- 多方面の見方が身につく
読書で得られる知見は、仕事だけでなく人生において有効活用できるまさに知の財産となってくれます。
自己啓発本やビジネス書には成功者の知恵や経験が凝縮されており、圧倒的な情報量と正確性でインターネットやYOUTUBEでは得られない知識と教養が身につきます。
まずは1週間に1冊を目標に読書をしていきましょう。
とはいっても、活字を読むのが苦手な方も多いと思います。
そんな人におすすめするのがオーディオブックです。
オーディオブックは、プロのナレーターがビジネス書などを朗読してくれるので、あなたはそれを聞き流すだけ。
これなら通勤時間の他に掃除や料理をしながら、本を聞けるので膨大な読書時間を作れます。
Amazonが出しているAudibleなら2ヶ月無料体験ができるので、さっそくビジネス書を聞き流してスキルアップしていきましょう!
転職エージェントに相談する

ただ闇雲にいろんな資格を取ったところで、企業が欲する人材になっていなければただのノウハウコレクターで無駄な時間を過ごすだけになります。
目指す職種で本当に必要とされるスキルや資格を見極めるためにもプロのエージェントに聞くのが手っ取り早いのです。
転職エージェントは、専属のキャリアアドバイザーがあなたの抱えるさまざまな悩みを解決し最適な転職を支援してくれます。
消費した時間は二度と戻ってきません。
貴重な時間を有効利用するためにも転職エージェントをフル活用しましょう。
「【超重要】「転職活動やる気がでない」あなたが知るべき6つ事実」で解説している通り、転職活動はノーリスクです。
現状を変えるためにはとにかく行動あるのみ。今までと同じことを繰り返しているかぎり同じ結果しか得られません。

-
-
【厳選】転職エージェントおすすめ7選!年代別に紹介!
続きを見る
高卒でも高収入を狙える仕事
最後に高卒でも高収入を狙える仕事を3つ紹介します。
どれも資格とスキルを習得すれば学歴がなくても稼ぐチャンスがありますよ。
IT・WEB系エンジニア
IT・WEB系エンジニアは、成長産業であり需要に対して供給が足りてないので、市場構造的にも稼げる仕事です。
しかし、正社員でIT職だと年収が低い求人が多いので、単価の高い案件に挑戦することができ、且つ自分の実力次第でどんどん収入をあげることができるフリーランスエンジニアがおすすめです。
学歴なし、プログラミング未経験でも「TechAcademy」というプログラミングスクールでプログラミングスキルを習得すれば、フリーランスエンジニアとして稼ぐことができます。
スティーブ・ジョブス、ビルゲイツ、マークザッカーバーグなど世界の著名な資産家達の多くがプログラミング畑の出身です。
プログラミングスキルを習得すれば、大きく稼ぐチャンスになりますよ。
宅地建物取引士
宅地建物取引士とは、宅地建物取引の仲介役となり、公正な取引ができるようサポートを行ます。
宅地建物取引士という資格を所得する必要があるものの、資格があれば学歴なしでも安定して稼ぐことができます。
契約をとれば売り上げの2割程度が歩合になることが多いです。
なので、より多くの契約を獲得できれば歩合による収入が増え、年収アップも期待できます。
さらに、独立すれば年収1,000万円を達成することも不可能ではありません。
宅建士の資格の費用対効果はバツグンですよ。
施工管理
施工管理とは、土木施工管理技士や建築施工管理技士など、工事現場を監督し作業工程や材料、職人の管理を行ます。
施工管理の平均年収は、約480万円(日本人全体の平均年収400万円)と高い傾向にあります。
また資格の有無や会社によって大きく年収が変わるのが特徴です。
特にスーパーゼネコンのような稼げる施工管理技士は、平均年収1,000万円と大きく稼ぐことができます。
しかし年収が高い分、残業が多く、過酷な労働環境であるため覚悟が必要です。
建築業界は、人手不足が深刻な問題となっているので未経験でも挑戦できるチャンスがありますよ。
-
-
2023年ゼネコン売上高・年収ランキング!スーパー・準大手・中堅26社を徹底比較
続きを見る
まとめ
高卒だから仕事がない。というのはただ言い訳しているだけです。
本心では、今の現状を変えたい。もっとお金を稼ぎたい。と思っていますよね。
高卒だとしてもいくらでも仕事はあるし、大卒より稼ぐことも可能です。自分の未来を変えるために行動すればいくらでも可能性が開けてくるものです。
今と同じことを繰り返しているようでは何も変わりません。
- 自分の価値観を見直す
- 自己投資をする
- 転職エージェントに登録する
この3つから始めることであなたの可能性は広がります。
あなたの人生を変えることは、あなたにしかできません。
今に不満があるなら行動することで未来は変わりますよ。