この記事では、正社員からフリーターになるか悩んでいる人に向けて
「正社員からフリーターはアリなのか?」「フリーターのデメリットは何か?」「今の苦しみから抜け出す方法」をお伝えします。
- 仕事がツライ・プライベートの時間がもっと欲しい
- 仕事のプレッシャーがキツくて毎日苦しい
そんな日々に限界を感じて正社員からフリーターになることを考えている人もいると思います。
フリーターになれば
- プレッシャーの日々から解放される
- 給料は下がるけどプライベートの時間が増えストレスが減る
そう期待しているかもしれませんが、

たしかにフリーターは
- 正社員よりプレッシャーがないし
- カンタンな仕事が多くて楽だし
責任は少ないから一時の悩みは解消されるかもしれません。
しかし、フリーターを長く続けるほど人生がハードになります。
今まで経験しなかった新たな「悩み」や「不安」がどんどん出てくるから。
そこで本記事では、
- 正社員からフリーターはアリなのか?
- フリーターを続けるデメリット
- 今の苦しみから抜け出す方法
をお伝えしていきます。

正社員からフリーターになってもいい?

家族に正社員からフリーターなりたいって言ったらすごく反対された・・
もう正社員を続けるのが限界なんだけど・・
先に結論を言うと、正社員からフリーターになっても全然OKです。
まずは正社員からフリーターになっても全然OKな理由をお伝えします。
- 一時的な避難場所としてフリーターになる
- 夢の実現のためにフリーターで生活費を稼ぐ
一時的な避難場所としてフリーターになる
1つ目は、フリーターは一時的な避難場所になること。
- 終電に駆け込みコンビニ弁当を買って帰る日々
- やりたいことはあるけど時間がない
- 仕事のプレッシャーに押しつぶされる
こんな生活を続けていればいつか必ず壊れます。
苦しい日々を我慢してまで正社員を続ける価値なんてないですから、壊れる前にやめるべきです。
やめる前に
「今辞めてしまったら収入がなくて生活ができないからまだ辞められないな」
と考えると思いとどまろうとするわけですが、そこで我慢するとマジで潰れます。
その時、「一時的にフリーターで働いて生活費程度稼げばなんとかなる」と思えれば会社をやめても大丈夫だと決断できますよね。
一時的な避難場所としてフリーターになれば生きていけると思えばもっと気持ちが楽になるので、全然アリだと思います。

今後の人生なんて、フリーターになってからゆっくり考えればいいのです。
正社員だとできない経験を得る
2つ目は、正社員だとできない経験を得ること。
例えば、バックパッカーになって世界中を旅する経験は何者にも変え難い価値があります。
世界中のあらゆる国の
- 文化
- 人
- コミニティー
- 食べ物
などに触れることで、もっとも価値のある体験の一つとなり、今後の人生に大きく影響します。
だけど、そんな貴重な経験も正社員のままでは長期の休みが取れないのでまず実現しません。
フリーターだと
- 集中的に働いて旅費を貯める
- 仕事を辞めて数ヶ月旅をする
- 帰国後にまた仕事を探す
という自由が効きますが、正社員の場合はそれができません。
正社員だとできない経験を得るためにフリーターになるは全然アリですよ。
知っておくべき!フリーターのデメリット

あなたがしばらくフリーターを続けようと考えているなら、フリーターのデメリットを知っておくべきです。
フリーターのデメリット
- フリーターは2億円の損失!
- もっとも搾取されやすい労働形態
- 長生きが最大のリスク
後で後悔しないために、フリーターの現実を見ていきましょう。
フリーターは2億円の損失!
1つ目は、フリーターは人生で2億円の損失受けること。
フリーターと正社員の圧倒的な差が賃金です。
それぞれの生涯年収を比較すると
- 正社員:2億〜3億円
- フリーター:9千万円
フリーターと正社員にはかなりの賃金格差があります。
- 「お金がすべてじゃない」
- 「ぜいたくに興味がない」
と偽善的なことを思っているかもしれませんが、

- 日常的な不安
- 将来への不安
- 貧困への恐怖
- 他人への劣等感
この多くはお金があればなくなる悩みです。
フリーターは生涯で2億円の損をすることを受け止めましょう。
もっとも搾取されやすい労働形態
2つ目は、もっとも搾取されやすい労働形態だということ。
正社員=社畜と思っている人は多いと思いますが、

正社員以上に社会の歯車として扱われます。
正社員と違うところは、正社員よりも切り捨てやすい点です。
正社員は労働基準法に守られていて、会社都合で首にすることができません。
そこで生まれたのがフリーター。
会社にとってフリーターは
- 安い賃金で労働してくれる
- 採用コストも少ない
- 経営が悪化したら切りやすい
など非常に使いやすく、都合がいいのです。
正社員と同じような仕事をしているけど「正社員より賃金が安く済む」
こんな労働者を雇った方が、固定費が少ないので会社が儲かるのも当然です。

長生きが最大のリスク
3つ目は、長生きが最大のリスクとなること。
長生きは素晴らしいことですが、

まだ、国民年金に入っているだけマシで、払っていない人は年金すら貰えないわけです。
ちゃんと払っていても月65000円だと、正直まともな生活なんてできませんよね。
そんな人の老後生活は、
- 毎日空き缶を拾う生活か
- 炊き出しに並ぶ生活
最悪、この2つのどちらかが待っています。
普通はこのような底辺の生活をしたくないと思います。
そんな人は、「死ぬまで働く」以外に道はありません。
ただ、フリーターしかやってこなかった老人をわざわざ採用する会社にはなかなか出会えないことでしょう。
つまり、フリーターを続ける場合、長生きをするほど苦しい人生が待っているのです。
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【長生きするな!】一生フリーター生活のデメリットと諦めるべき事
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フリーターになっても解決しない3つのこと
フリーターにはそれなりのデメリットがあることがお分かりいただけたと思います。
さらにフリーターになっても解決しないことも知るべきです。
フリーターになれば
- 時間的自由ができて
- 人間関係も楽になる
- 脱社畜もできる
そんな幻想を抱いていませんか?
楽になると思っていたらもっと苦しむことになるかもしれません。
時間的な自由
1つ目は、時間的な自由。
フリーターになってもあなたの時間を切り売りすることで報酬を得るわけですから

違うのは切り売りする時給だけ。
正社員でも、フリーターでも
給与という形で労働時間に対して報酬が支払われる限りあなたが自由を得ることはありません。
結局、フリーターになってシフトが自由に組めるだとか、残業がないからすぐに帰れるなんてただのまやかしにしか過ぎない。
そんな悲惨な人生を歩むことになります。
人間関係
2つ目は、人言関係。
フリーターになれば上司のパワハラやいじめから解放される。
これも幻想に過ぎません。
一時的に解放されることは間違いないですが、
新たな職場でパワハラやいじめなどの人間関係に悩まない保証なんてありません。

- 正社員も
- フリーターも
雇われる側の人間。
合う人合わない人が出てくるのも普通のこと。
フリーターになっても人間関係の問題は付きまとってきます。
社畜からの脱出
3つ目は、社畜からの脱出。
- 正社員は社畜だ。
- フリーターの方がマシ。
これはただの勘違いです。
たしかに正社員は会社に雇われる側の人間で、社畜です。
だからといってフリーターが社畜じゃないというわけではなく、むしろフリーターの方が社畜度が高い。
フリーターは圧倒的に不利な雇用関係を結ぶわけなので「社会の奴隷」です。
社畜から抜け出したいからってフリーターになっても解決しないのです。
フリーターになるならやるべき3つこと
ここまで解説してようにフリーターには多くのデメリットがあり、フリーターになっても解決できないことがあることが分かると思います。

フリーターになれば解決するのか?
まず、あなたが抱えている問題がフリーターになれば解決するのかをじっくり考えましょう。
- 残業が多くいつも帰りが遅くて自分の時間がない
- 他にやりたいことがあってそっちに時間を使いたい
- 正社員のプレッシャーから解放されたい
こういった悩みがフリーターになれば解決されるでしょうか?
正直、現実は
- 残業が多くいつも帰りが遅くて自分の時間がない
→フリーターは低賃金なので、もっと働かないといけない
- 人間関係から解放されたい
→バイト先にパラハラ社員がいない保証はない
- 正社員のプレッシャーから解放されたい
→将来・金銭面への不安や不満が湧き出てくる
という感じで解決すると思ってたのに解決しない、しかも新たな別の問題が発生することになります。
- フリーターになれば本当に解決できる問題なのか?
- 多くのデメリットを知ってもフリーターになる覚悟があるのか?
そこを理解することは必須です。


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転職活動をやってみる
残念ながらフリーターになってしまうとデメリットばかり人生ハードモードに突入します。

本当は、あなたが抱えている悩みや問題がフリーターにならずに解決できればベストですよね。
そこで、転職活動を始めてみてはどうでしょうか?
転職活動をやってみて
- 今より残業が少ない仕事に転職する
- 自分に合った業種・職種に転職する
- 有給取得率が高く、休日が多い会社に転職する
転職で不満を解決できるならそれにこしたことはないのです。
- 残業が多くて嫌なら
→給料は下がるけど、残業が少ない業種に転職する
- 仕事が楽しくないなら
→自分の好きなこと・嫌いなことを踏まえて、自分に合った職場を選ぶ


転職活動は、「転職エージェント」を使ったやり方がおすすめです。
転職エージェントは転職のプロとして転職全般をサポートしてくれますが、取り扱う企業のことをよく知っているので実際の働きやすさや雰囲気などを直接教えてもらえます。
転職エージェントを活用して情報収集するポイントは、「複数のエージェントを利用すること」です。
一つの転職エージェントにしぼってしまうと、あなたの採用を決めたいために都合が良い情報だけしか言わない可能性もゼロではありません。

その点、複数のエージェントを利用すれば
- 比較することで、何が正しくて何がおかしいのかが見えてくる
- 複数利用することで、客観的な視点を持てる
- この転職エージェント怪しいって感じたらすぐに停止できる
などリスクヘッジになります。
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転職エージェントが怖い!4つの対処法とは!?
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複数エージェントを使って情報収集するときのポイントは2つ。
- 広く話をきくため、はじめは大手エージェントを使う
(リクルートエージェントやマイナビエージェントがおすすめ)
- 専門的な話をするため、次は職種や業界に特化したエージェントを使う
(専門職ならJACリクルートメント)
リクルート AGNETの評判に関しては「リクルートエージェントの評判はアリ?ナシ?すべての転職者が登録すべき理由とは?」の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください!
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やりたいことをするなら複数の収入源を作る
フリーターは正社員よりも圧倒的に賃金が少ないのでフリーターの稼ぎだけで生きていくのは人生ハードモード。
でもそんなフリーターのデメリットを解決する方法が1つあります。

例えば、フリーターの収入以外に
毎月10〜20万円の収入があるような生活。
複数の収入源があれば、
- 長時間働く必要がなくなるし
- 夏は海の家、冬はスキー場みたいにその時やりたい仕事ができるし
フリーターのメリットを最大限に活かす生活を送れるわけです。
それと同時に2つ以上の収入源を持つことは、一つの収入源が途絶えて収入がゼロになるリスクを回避できます。

より安定するためには収入源も分散することが大切なわけです。
多くのサラリーマンが1つしか収入源がありませんから、2つ以上収入源があれば彼らよりも安定しています。

副業で10万円は決して不可能な数字ではありません。
25~50歳の男女330人を対象に行われた「副業に関する実態調査」によると
月10~50万円稼いでいる方の割合は全体の33.2%
10人中、3〜4人は10万円以上稼いでいます。
近年のインターネットの発達によって、パソコン1台あれば誰でも稼げる環境が整っています。
再現性が高くおすすめの副業は以下の5つ。
- ブログ/アフィリエイト
- 動画編集
- ライター
- Youtube
- クラウドワーキング
- せどり
これらの副業は、
難易度が低く初期投資が必要ないもの
時間を売る(=時給制)ではなく、経験・知識・得意分野などをお金に変えられるもの
といったポイントがおすすめです。
とにかく
- まずは始めてみる
- 地道に継続する
ことが大切です。
まとめ
正直なところ、

今の仕事が苦しくて、逃げ出したくて、フリーターになっても余計ハードモードに突入することが想像できます。
もちろん一時的な避難場所としてフリーターになることは一つの選択としてアリです。
ただ、ずっと続けることはオススメできません。
やはり、あなたが抱えている悩みや問題がフリーターじゃなく、「職場環境」や「業務内容」を変えることで解決できればベスト。
転職であなたの不満を解決できることが、一番安全で効果が高い。
- 残業が多くて嫌なら
→給料は下がるけど、残業が少ない業種に転職する
- 仕事が楽しくないなら
→自分の好きなこと・嫌いなことを踏まえて、自分に合った職場を選ぶ

転職活動は、「転職エージェント」を使ったやり方がおすすめです。
複数エージェントを使って情報収集するときのポイントは2つ。
- 広く話をきくため、はじめは大手エージェントを使う
(リクルートエージェントやマイナビエージェントがおすすめ)
- 専門的な話をするため、次は職種や業界に特化したエージェントを使う
(専門職ならJACリクルートメント)
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