この記事では、フリーターの将来に不安を抱えている人に向けて
フリーターのデメリット・フリーターを脱出する方法をお伝えしていきます。
人生をもっと良くするために、まずは現実を受け止めることから始めましょう!
フリーターとして働いていると、
- 「自分の将来はどうなるんだろう・・」
- 「さすがに一生このままはマズいよなぁ・・」
という漠然とした不安を抱えながらも、なんとなく1日を過ごす。
そんな日々の繰り返しではないですか?
「今からの変化を受け入れたくない」という現状維持バイアスにかかっている人だとなおさらフリーター生活を選びがち。

さらにこのままフリーターを続けていると恐ろしい人生が待っています。
そこでこの記事では
- フリーターのデメリット
- フリーターを抜け出す方法
- 未経験におすすめの職業
をお伝えしていきます。
知っておくべき!フリーターを続けることの5つのデメリット

まだ、20代だからなんとかなるかなぁ
同世代で正社員の人たちと給料そこまで変わらないんだよなぁ

少しでもフリーターを脱出したいと思うならできるだけ早く、今すぐ動き出す必要があります。
フリーターはリスクだらけ。
「今年はもういいか・・」なんて考えていたら取り返しが付かなくなって人生詰みます。
まずはフリーターを続けることの5つのデメリットを知って現実を受け止めましょう。
- フリーターは2億円の損失!
- もっとも搾取されやすい労働形態
- 年金の受給額が少ない
- ローンを組めない!
- 長生きが最大のリスク
フリーターは2億円の損失!

フリーターと正社員の圧倒的な差が賃金です。
それぞれの生涯年収を比較すると
- 正社員:2億〜3億円
- フリーター:9千万円
フリーターを正社員にはかなりの賃金格差があります。
- 「お金がすべてじゃない」
- 「ぜいたくに興味がない」
と偽善的なことを思っているかもしれませんが、

- 日常的な不安
- 将来への不安
- 貧困への恐怖
- 他人への嫉妬
この多くはお金があればなくなる悩みです。
フリーターは生涯で2億円の損をすることを受け止めましょう。
もっとも搾取されやすい労働形態
- 正社員ってどうせ社畜でしょ!
- 会社の歯車になって働くのもなぁ
というように正社員=社畜と思っていませんか?
たしかに、正社員は自由と正反対に位置していますから、社畜なのは間違いないでしょう。
しかし、それ以上に

正社員以上に社会の歯車として扱われます。
正社員と違うところは、正社員よりも切り捨てやすい点です。
正社員は労働基準法に守られていて、会社都合で首にすることができません。
そこで生まれたのがフリーター。
会社にとってフリーターは
- 安い賃金で労働してくれる
- 採用コストも少ない
- 経営が悪化したら切りやすい
など非常に使いやすく、都合がいいのです。
正社員と同じような仕事をしているけど「正社員より賃金が安く済む」
こんな労働者を雇った方が、固定費が少ないので会社が儲かるのも当然です。
フリーターは社会でもっとも搾取されている存在です。
年金の受給額が少ない

死ぬ寸前まで働けるなら関係ないですが、60代、70代と歳を取ればさすがに限界が来ます。
そこで国から年金が支給されるわけですが、国民年金保険分の毎月65000円だけです。
これでは生活ができないので、貯蓄がないと生きていけません。

正社員の場合、国保と別で厚生年金がかけられています。
- 厚生年金の受給額の平均が14万6162円。
- 国保と厚生年金で約21万円
これならなんとか生活できそうですよね。歳をとれば生活費も減ってくことですし。
年金なんてまだ先の話とはいえ、生きていればいつかその時はやってきます。
未来は現在の積み重ねなので、今を変えなければ貧困老人が待っていることでしょう。
ローンを組めない!

なので、住宅ローンや自動車ローンが組めない可能性が高いです。
ローンというのは信用の元に成り立っています。
あなたにお金を貸しても必ず返してくれる保証があるから銀行はお金を貸してくれる。
だけど、あなたがいつ首を切られるかわからないフリーターなら
銀行としては、急に収入源が絶たれる可能性が高い人にお金を貸そうと思わない。
つまり、フリーターでいる以上は
- 持ち家
- 新車
は一生買えないものと思っておきましょう。
長生きが最大のリスク
長生きは素晴らしいことですが、

まだ、国民年金に入っているだけマシで、入っていない人は年金すら貰えないわけです。
そんな人の老後生活は、
- 毎日空き缶を拾う生活か
- 炊き出しに並ぶ生活
最悪、この2つのどちらかが待っています。
普通はこのような底辺の生活をしたくないと思います。
そんな人は、「死ぬまで働く」以外に道はありません。
ただ、フリーターしかやってこなかった老人をわざわざ採用する会社にはなかなか出会えないことでしょう。
つまり、フリーターを続ける場合、長生きをするほど苦しい人生が待っているのです。
20代のうちに就職すべき2つの理由

フリーターを選択することのデメリットがどれだけ大きいかわかったと思います。
それでも、
- 20代のうちは自由に楽しみたい
- 30代になってから本気で就活する
- 自分は20代だからまだいけると思う
という考えを思っている人もいると思いますが、

それには2つの理由があります。
- 経験がなくても若ければ有利
- 30代未経験のハードルが高い
くわしくお伝えします。
経験がなくても若ければ有利
社会人になってフリーターとしての経験しかなくとも、あなたが20代なら若いだけで採用してくれる会社があります。

若い人ほど
- 仕事を覚えるのが早く
- 体力があって
- 会社の色に染めやすい
など会社にとって魅力的です。
そして長く働ける人ほど教育という投資に対するリターンが大きくなるので、メリットが大きい。

同じフリーターでも
- 30歳大卒
- 20歳高卒
を比べると後者を採用する会社の方が多いです。
30代未経験のハードルが高い
未経験での就活では、30歳を超えると急に難易度が上がります。

もっとも生産性が高まる時期に何に就職未経験の30代を前にすると
- 今まで何をしていたの?
- 30まで何もしてこなかったのか
- この人を雇って大丈夫かな?
と第一印象から悪いレッテルが貼られます。
30代に突入するだけなのに急激にハードルが上がるのが現実。
就職支援サービスなども30歳を超えると
- 紹介できる求人が一気に減ったり
- そもそも対応していなかったり
するので、30歳の壁はめちゃくちゃ高いのです。

フリーターを脱出して正社員になる3つの方法

フリーターを脱出して正社員になるには次の3つの方法があります。
- アルバイト先で正社員になる
- ハローワークに通う
- 転職エージェントを使う
それぞれにメリットがあるので、あなたに合いそうな方法で正社員を目指しましょう。
アルバイト先で正社員になる
1つ目が、今アルバイトとして働いている職場で正社員にシフトしてもらう方法。
この方法のメリットが
- わずらわしい就職活動をしなくていい
- よく知った人たちと働ける
ということです。
長年続けているアルバイトなら、上司もあなたの仕事ぶりや人柄がわかっているので、正社員として雇用しやすいです。
もちろん、正社員を募集していることが条件。
もし募集しているなら、正社員として働けないか相談するのも1つの方法。
会社にとって、
- 転職サイトに募集するコストが要らない(一人採用するのに数百万必要)
- 業務に慣れているので、教育コストもかからない
など、割とメリットが多いので採用しやすいはず。
少しでも興味があって、長く続けてもいいと思えるなら思い切って聞いてみましょう。

ハローワークで就職活動をする
ハローワークに行き、求人を紹介してもらうのも1つの方法です。
ハローワークは、全国展開しているような大きな会社よりも地元の中小企業を中心に、数多くの求人をかかえています。
ハローワークに行くと、担当者と対面で職業相談を行う他に、ただ求人を探すだけじゃなく、仕事探しの悩みなども相談できます。

ハローワークと求人サイトの違い
- ハローワークは採用コストはほぼ0(タダ)。
- 求人サイトは年間約600万円ほどの採用コストがかかる
ハローワークは求人サイトと違って、採用コストがかかりません。
コストがかからないので、企業側は募集しやすく、地元の会社の求人が多い反面、
- 求人の質が悪い
- ブラック企業もある
など求人の見極めが大切です。
転職エージェントのように担当者が企業に対して
- 給与UP
- 待遇改善
などの交渉はしてくれませんが、

30歳で正社員未経験、地元で働きたい人におすすめです。
転職エージェントに相談する
3つ目は、転職エージェントに相談する。

転職エージェントは、求人を紹介してくれる以外にも
- キャリアプランの相談に乗ってくれる
- 非公開の求人情報が多い
- 履歴書や面接のサポートをしてくれる
- 自分の市場価値がわかる
といった魅力があります。
また、フリーター向けの就職支援サービスを使えば、一から就職活動方法を教えてもらいながらサポートしてもらえます。

もちろんすべて無料で利用できるので安心です。
おすすめの転職支援サービスはこちら
ウズキャリ |
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ハタラクティブ |
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職歴フリーターでも就職できる!おすすめの職業

ここからはフリーターにおすすめの就職先についてお伝えします。
- IT・WEB業界
- 不動産業界
- 接客・サービス業
- 配送業界
- 建設業界
- 介護・福祉業
IT・WEB業界
年収 | 約367万円 |
おすすめポイント |
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IT・WEB業界と聞くと専門的な知識が必要で難しいような印象を受ける方もいるかと思いますが、未経験でも応募することが可能な業界です。
- プログラマー
- システムエンジニア
- WEBライター
など、その中には専門的な知識を持っていないと就くことが出来ない職も存在しますが、そうでない職種もあります。
入社してから2~6ヶ月程度の研修期間を設けている企業も多く、教育体制が整っています。
専門的な知識を身に付け、実績を作っていけばキャリアアップも目指せます。
不動産業界
年収 | 約415万円 |
おすすめポイント |
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不動産業界も未経験から始めることが出来る職種で、多くの人が未経験から不動産業界に転身しています。
不動産に関する知識は入社してから座学や実践を経て身に付けていきますので、未経験の人でも安心して職場デビューすることができます。
成果を上げられない人は収入が少ない反面、営業でトップクラスに稼いでいる人になると、年収が数千万に上る人もいるそんな業界です。
接客・サービス業
年収 | 約368万円 |
おすすめポイント |
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接客業は多くの場合会社ごとの接客マニュアルが完備されていることが多く、入社後に研修を受けることで未経験でもすぐに業務経験を積めます。
人と接することに喜びを感じる人には、天職と言える職種。
人手が不足している業界ですので、求人の数はたくさん出ています。
配送業界
年収 | 約362万円 |
おすすめポイント |
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スマートフォンの急激な発展に伴い、ネットショッピングをする人が急増し、サービスもかなり多様化していっており、配送業界の人手不足が問題になっています。
基本的には、運転免許を所有していれば、フリーターでも採用してもらえます。
建設業界
年収 | 約509万円 |
おすすめポイント |
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建設業界は、年齢が30代よりも上の年代が多く、20代が不足しているため、かなり需要が高いです。
体力仕事ですので、体力面で負担は大きいですがその分もらえる給与も少なくありません。
介護・福祉業
年収 | 約306万円 |
おすすめポイント |
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少子高齢化が急激に進み、需要が高くなっている業界が介護・福祉業界です。
この業界の特徴として、資格を必要とする場合もありますが、基本的には無資格で仕事を始めることができるのが特徴です。
また働いていく中で、資格を取得していくことも可能です。
まとめ
最後にまとめると、

という感じです。
フリーターを脱出したいなら、今すぐ動きましょう!
若ければ若いほど有利です。あなたにとって今日が一番若い日ですよね。
- 現状を変えたいのなら、何か新しいことを始めないと人生は変わらない。
- フリーターから正社員は簡単ではないですが、何もしなければ何も始まりません。

最後にもう一度おすすめの転職エージェントをお伝えしますね。
ウズキャリ |
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